特集Vol.2
インタビュー 株式会社マピオン
『ケータイ国盗り合戦の取り組みと位置ゲームの可能性』

2011年12月22日

特集Vol.2 インタビュー 株式会社マピオン 『ケータイ国盗り合戦の取り組みと位置ゲームの可能性』

はじめに
2011年は位置情報系のコンテンツが多くリリースされました。今後もますます市場が拡大していくと予想される「位置ゲーム」。今後どのようなコンテンツが展開されていくのでしょうか。「位置ゲーム」にいち早く注目し、現在100万人の会員数がいる『ケータイ国盗り合戦』を運営している株式会社マピオン ケータイ国盗り合戦 プロデューサー 加藤　隆志さんにお話を聞きました。

１．『ケータイ国盗り合戦』の誕生
株式会社マピオンは、1000万人以上の方にご利用いただく地図サイト「マピオン」を運営しています。いわば“位置情報のプロフェッショナル”として突き進んできたわけですが、位置情報は、「便利性」だけではなく「エンターテイメント性」を追求した用い方があるのではないか、と感じていました。
そこで、どこかへお出かけすること自体にゲーム性を持たせて地域活性に繋げたいと考え、人生を賭して日本全土をくまなく周るスタンプラリーゲームを企画しました。それが2005年、この「ケータイ国盗り合戦」の始まりです。

始めは夏だけの期間限定キャンペーンとして3年ほど行っていましたが、短い開催期間にもかかわらず、毎年多くの方が全国制覇を成し遂げ、さらにその数は年を追うごとに増えていきました。3年目のキャンペーンが終わる頃には、皆さんから、「やめないでほしい」「継続してほしい」という声を多く頂くようになり、その熱気には心底驚きました。このような皆さんの後押しを受け、『ケータイ国盗り合戦』は2008年に常設コンテンツになりました。
2011年には会員100万人を突破し位置ゲームの代表的なコンテンツとして注目され、現在では地方自治体・鉄道会社・百貨店など様々な企業・団体とのタイアップも行われています。

『ケータイ国盗り合戦』　http://kntr.jp/

ケータイ国盗り合戦

対象売場のレシート提示と引換に、ゲーム特典が獲得できるカード“くにふだ”
大阪編、神戸編、横浜編など色々な地域のものがある

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